イタリアにはアッパレ!な芸能人も数多し。そんな彼らをある時は持ち上げ、ある時はボロクソに紹介していきます(笑)。

ミュージシャン

Renato Zero
タレント
Teo Teocoli
Gabibbo
女性タレント
Valeria Marini
Monica Bellucci
俳優女優

Sabrina Ferilli

Maria Grazia Cucinotta
Roberto Benini
ナポリ芸能人

Renato Carosone

Nino D'Angelo
Gigi D'Alessio
Mario Merola

珍有名人

Vanna Marchi
Concetta Mobili

芸能こぼれ話

お嫁さんにしたい女優


このコーナーは完全なる私の独断と偏見で書きます。ボロクソ批評もありますが、芸能人は悪く言われたとしてもそれが人気の証…ファンの方、お許しくださいませm(_ _)m 間違っても剃刀入りの手紙など送らないでください(笑)。

H O M E


ナポリ芸能人
 コメディアンとしてなら… Nino D'Angelo

 ナポリ芸能人で素晴らしい人は数多くいれど、今回はミーハー路線でいってみたいと思います。ミーハーと言うか、いかにも芸能界ではありそうな感じ!!って事をお伝えしたいな…と思い、選んだのがNino D'Angeloさんです。

 ニーノさんはミュージシャンでもあり、俳優でもあり、映画監督でもある人。そしてイタリア人で彼の名前を知らない人はいないという程の有名人です。…と、書くとなんだか凄そうに感じてしまいますが、実際はどうなのでしょうか??

 ここから私の意見は全く書かず、私が出会ったイタリア人から聞いた話を客観的に書いていきますが、私がミラノにまだ居る時、ナポリに行きたい〜ナポリ好き〜♪とほざいていたら、北部の人達は現代(←最新ではない)ミュージシャンという観点で「ナポリ人ならピーノ・ダニエーレが!」「ニーノ・ダンジェロが!」と教えてくれました。そして実際ナポリにやって来て、ナポリ人達にも彼らの話を聞いてみると「ピーノ・ダニエーレは最高だけど、ニーノ・ダンジェロは………。」と。この『………』の真意を探るべく、私は追求していく事になりました(笑)。

 「伝統的なナポリ魂というより『南雰囲気』だけのミュージシャン」「北部の人間が自分達にはない南っぽさの彼に熱を上げているだけ」「ナポリ語で歌う野暮ったさをウリにしている」「北部や外国に住む人間に南イタリアっぽさを強調して売っているだけ」「どうにかしてくれよ〜!!って感じ」……などなど、追求していくと様々な意見が出てきてしまいました。

 まとめてみると『伝統的なナポリ魂ではなく、でもそんな魂を知らない他の地域の人間が、おお!これってばナポリ、南イタリアって感じ!と思うような似非?ナポリ感覚』がニーノさんのウリであったようです。

 出会うナポリ人達に色々聞いてみましたが、誰もがこういう感想を持っていました。そして「どうにかしてくれ!」はカワイイ方で「勘弁してくれよ!」「恥さらし!」……とドンドン飛躍していってしまいます。そして最終決断は『北部や外国で人気なだけのナポリ人』となってしまいました。

 そして私の旦那にも彼の事を聞いてみましたが、他のナポリ人達が言っていた事を裏付けてくれる体験を旦那はしていました…。ニーノさんは数十年前から人気ですが、旦那がまだ若者で一人でガンガン旅行をしていた頃、旅先で出会うイタリア人達とお喋りをして、旦那が自分はナポリ人で名前はニーノだと言うと、北部の女性達は「きゃ〜! ニーノ・ダンジェロと一緒〜〜♪♪ 私達、ニーノの大ファンなのぉぉぉ!!!!」と大騒ぎになった事が何度もあったとか…。

 地元では話題にも登らなかったニーノ・ダンジェロなのに旅先でふと出会う北部の人間達からのこの反応を見て、旦那は「うううう、彼女ら超マジやないか!! ホントに北部では超人気者なんだな!!」としみじみ思ったそうです(^.^;。左の写真は黄金期のニーノさん。彼のトレードマークは金髪(染め)のおかっぱ頭でした(笑)。こんなルックスでナポリ風演歌を歌っていたのだ……とほほ(^.^;。

 さて、そんなニーノさんですが、地元民に反感は買う事はあったとしても、ずっとずっと懲りずに活動を続け、音楽&映画に頑張ってきました。そして数年前から彼のカラーというのがガラリと変わってきました。

 インタビューでもニーノさんは正直に答えています。「僕がこれまでやって来たことは『売る』ための事だった。僕の前職が道ばたのジェラート売りだったことを考えれば、芸能界に入って、とにかく売りたい、有名になりたい…と思ってしまうのは理解してもらえると思う」と。「でも数年前からようやく『自分のやりたい音楽』を出来るようになった。やっと『自分』になれた気がして、僕の生活も感情もとってもイキイキしている。」

 そして市民達も正直です。売れ線時代には見向きもしなかったのですが、ニーノさんが『自分』になってからの曲は非難することはありません。彼がよくやく自分になってきた数年前、十数年の芸能活動の後、ようやくサンレモ音楽祭にノミネートされることになり、その曲は、それまでニーノさんの事をけちょんけちょんに言っていたナポリ人達も「あの曲はいい曲かもね〜」と素直に彼の変化を認めています。

 かと言って、新しいニーノさんが大人気ということではなく、『本当の自分』の音楽も、やっぱ泣かせる系とか、野暮ったいには変わりなく、そこそこの人気ですが、まぁ当人のニーノさんはスッキリしたろうし、地道に頑張って欲しいと思います。

 さて、ここでようやく私の『考え』を書きますが、ニーノさんにピッタリなのはコメディアンだと思っています(笑)。ニーノさんの曲を聴いて、TVで数々の彼の映画も観て、私自身も思ったのは『勘弁してくれ〜!』でした(^.^;。ホントのナポリ魂も分からない私が、ナポリ人のニーノさんにそう言うのはなんですが(^.^;、黄金期の彼の活躍は、やはりちと、これみよがし的な『ナポリさ』『南さ』を押しつける所があったように思います。

 でも私はニーノさんを嫌いにはなれませんでした。どんな事してても、彼は一生懸命かもしれない…というのが伝わってきたからです(笑)。売れ線で行こう!と思っても、その気持ちが素直に伝わってくるような?(^.^; かと言って私はニーノさんのお仕事(音楽も映画も)好きではないですが、好きではないニーノさんの映画を語学の為に見たりしてる内に『決して悪い人ではないと思う』という人情感を抱かせるようになってしまいました(^.^;。

 で、私としては、ニーノさんにコメディアンとして頑張って欲しいと。3流アホ映画(笑)にも数々出演しているニーノさん。お笑いでは一流になれるのでは?と思うのです。十数年前の彼の映画の数々も今観れば立派なコメディーだし(ホント、めっちゃ笑えまっせ(≧∇≦)、去年?だったか、ニーノさんはタイタニックのパロディー映画を作ってしまい、主人公はデ・カプリオに対抗してデ・カプリだし(まんまやんけ(^.^;)、タイタニックなんかと比べ物にならない小さな船でナポリ近郊の海を廻りながら繰り広げられるストーリー。そして所々にニーノさんの『ナポリ演歌』が……って、私は予告編だけしか観てないのに、それでもず〜〜っと笑っていられたし、あーニーノさんはこのまま笑いを提供してくれれば〜と思っております。

 そうそう、追記ですが、私はナポリでニーノさんを見たことがあるんですが、芸能人とは思えないほど普通の兄ちゃんだったよ(^.^;。28/11/01