| 去年の復活祭に報告するはずだったお祭り模様、一年延びて今年になりました(^.^;。楽しいお祭りだからこそ、そのお祭りを見た直後に書きたかったんです♪♪ さて前置きはいいとして、早速お祭りの説明です。
全てのナポリ人から愛されている聖母像がマドンナ・デル・アルコという町にあります。熱心な信者達が一日かけて徒歩で巡礼をする機会は年に数回ありますが(この件に関しては詳しく、この欄PAESEの『祈り』に書いてあります)、復活祭の翌日:パスクエッタにも巡礼をする習慣がありました。
しかしお目出度い復活祭ですし、時代と共に、ただ祈りの言葉を捧げる巡礼から、旗を持つ、楽団をもうける…というような形に、ドンドン変化していきました。そして現代では、小さなグループに分かれて、パレード、祈りの『歌自慢』、宗教画のコンクール形式になっていったのです。そしてそれがお祭りとなって、市民に親しまれていくようになりました。
毎年3-40のグループが参加するでしょうか。一つのグループは、楽団、旗持ち、宗教画のパレードを行います。そしてグループの中の一人が、祈りの言葉を歌う、のど自慢もあります(^O^)。一つのグループは楽団を先頭に、旗持ち、そして宗教画が登場してパレードを行います。
私がこのお祭りを始めて見た7年前、驚いたのは、宗教画でした!! グループの中の絵描きさんが、この日の為に描く大きな宗教画を、男衆が背負って見せるその姿は、正に『イタリア版御輿』!(^O^) それもホントに絵を細工して、御輿状に背負えるようにしてパレードに参加するのです。
宗教画なら静止したまま見せればいいのでは?と思うけど(^.^;、こうやって御輿状にして祝う方式をするのが、イタリアならでは!という感じ♪♪ それに日本の御神輿のようにえっさえっさ!と単調ではなく、楽団の奏でる音楽に合わせ、ハゲシク上げ下げしたり、クルクル回ったりと完全なパフォーマンスです(笑)。背負い手の男衆達は、力持ち&リズム感もなくては出来ない代物…。そしてあくまで宗教的儀式とは言え、その姿がとっても楽しいので、思わず笑ってしまうような(^.^;。でもその『笑い』は決して蔑むような笑いではなく、楽しいから自然と出てくるような『笑み』なのです(^O^)。
 
イタリア版御輿の様:表は宗教画で裏はグループ皆で細工したもの。
写真のように持ち上げたり、跪きながら歩いたり、クルクル回ったりと…ホント激しい!
 
参加グループは数え切れないほど! 全部の作品を見るには根性が必要。
私はたいてい毎年5-6のグループを見てお終いにします。それでも充分楽しい♪
 
宮殿風な細工の御輿ですね〜(^O^)。裏には悪魔がいるよ〜(^.^;。
こんな風に裏側の細工も楽しみです。
 
これは肝心の絵の写真がありませんね〜(笑)。御輿裏側のみ!
そして子供達もこうやって小さな旗を掲げる役を受けて参加するよ〜(^O^)。
さて、グループの『祈り歌自慢』も欠かせません。ナポリには元々歌のうまい人がゴマンといるから各グループの歌い手達も、選りすぐりの人ばかり。でもさすがに、祈りの言葉の歌とあって、この時ばかりはパレードをやめ、皆が聞き入ります。写真のように若い歌い手もいますよ(^O^)。
そしてパレードはお祭りの物ではなく、あくまで復活祭を祝う為のもの。参加する全グループは、パレードが終わっても、しっかりマドンナ・デル・アルコまで行き、巡礼を終了します。でもさすがにお祭りとしての規模が大きくなってきたので、全行程を徒歩で行くという事はなく、トラックなどで移動となったそうです。旦那によると以前は宗教画の男衆でも、どんなに遠くても、裸足で、しかも徒歩で聖母像まで持ち運んだとか…。今は簡素化され、その点は残念ですが、でもでも楽しいお祭りとして大切な風習は残っているし、子供達もこういうお祭りを見ながら、益々宗教が身近になっていくのだから、利点もそれなりにあると思います(^O^)。
ホントに私も、このお祭りを見ないとパスクアを過ごした感じがしない!!という程、大切な物になりました(^O^)。来年は、我が子に始めて見せてあげれるな?と思いながら、今年もちゃんと見てきました〜〜\(^o^)/ 16/04/01
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