Don Aldo
ナポリで寿司:1 2
アルド長男誕生記念訪問時夕食 1 2 3
ドン・アルド
ほのぼの誕生日ディナー
アルドの極上ナポリランチ
アルドのフランス料理
究極フルコースで歓喜ディナー 1 2
クリスマス&お正月

姑が風邪の1999年×マス

プレゼーピオ
元旦:カポダンノ
1月6日の祝日 
2000年クリスマス
2000年大晦日
2001年クリスマス
01大晦日&02元旦
2003年クリスマス
2004年正月
ビアンカ撮影
2004年クリスマス初ポエム★
2005年舟盛り正月
クリスマス年末のお料理 
ウナギのフライ 
肉団子のスープ 
クリスマスのお菓子 
パネットーネ1 2
恐怖のビスコッティ
砂糖ケーキで甘殺し
裸にしたら美味〜♪
いろんなお祭り
復活祭の楽しいお祭り 1 2
動画1 2
3
02年 卵の中身公開!
03年 今年も卵公開!
お友達の結婚式♪
ピカチュウ謝肉祭
花嫁撮影のほんの一部
息子の初仮装謝肉祭
1:まずは帽子!だが…
2:ゾロのつもりなんだけど
3:ピカチュウは完成
チビッコ謝肉祭
1 2
 
4:意外に良かった撮影会
5:なんとかゾロに(^.^;
2004年謝肉祭 
初聖体拝領
1:真に綺麗な儀式服
2:食事会もたいへんだ…
サッカーW杯2006 1 2 3
2007年復活祭♪
2008年謝肉祭★ 1 2
ピザのお話
ウチの近所ピザ屋さん
1 2  3
ピザ祭報告!
家庭のピザ

2000年ピザ祭報告

生活いろいろ
いろんな「音」に囲まれて  
祈り
『鳴る』目覚まし
地ワイン
MIA ZIA AKI
愛すべきガブリエーレ
ナポリとボロ車
さようならFIAT131
懐かしの若い夜(笑)
ナポリの伝統遊技編
ナポリトランプ
私の町、私の日々
あるシニョーラからのAUGURI
名前はパスクアーレよ!
空き地から公園へ?!
公園と呼んであげよう!
それはないじゃないか
公園は幸せの場所?
すげー物がやってきた

H O M E


 
 私の町、私の日々:「名前はパスクアーレよ!」

 我が町のメルカートの外れに、軽トラで野菜販売をするオジサンがいる。数ヶ月前からそこで商売を始めた『新人』なオッサンだ(笑)。私はそのオッサンがいる通りをたま〜に通るのだが、先ず1回目に通った時、東洋人な母とPasquale豊はオッサンに即刻チェックされた(^.^;。「めっちゃかわいいやん、この赤子!」と言われ、私は「はー。それはどもども。」とお愛想笑いを浮かべながら、すぐさま立ち去っていった。

 それから1週間後、またその軽トラの前を通ると、今度はオッサン(と、言っても実は私と同年代かも〜(^.^;)が私とPasquale豊が視界に入るなり、手ぐすねして近くに来るのを待っていた。そして私たちが彼の側を通る時に、待ってましたとばかりに「また、このかわいい赤子がきた〜〜! ちゃんとみせんかい?!」と言ってきた。

 別に悪い人じゃないから、ちゃんと近寄って、ちゃんとPasquale豊の顔を間近に見せたけど、オッサンが泥付き野菜をたくさん触った手でPasquale豊のほっぺを触ったので、手洗いしたばかりの半コートに泥がついてしまい、私は心の中で『畜生、このオッサン!! また洗濯しないとならないじゃない!!ったく〜!!(≧ε≦)』と思っていたが(笑)、「ホントに可愛いじゃないか!!」と言うので、また私は「それはども〜〜、ははは。」とお愛想笑いをしていた。

 そんな時に背後から「その可愛い赤ちゃんの名前はパスクアーレというのよ!」という声が聞こえた。私は『一体誰??』と振り返って見てみると、これまた私の知らないシニョーラが居た。年の頃は60前だろうか。でも主婦という感じはしなかった。きちっとスーツを着て、アタッシュケースのような、いかにも仕事です!!みたいなバッグも持っていたし、カツカツとヒールをならして元気に歩く姿が『働く女性』を醸し出していた。

 そんなシニョーラが、多分仕事移動中に、私と軽トラのオッサンのやりとりの最中に遭遇した。軽トラのオッサンが「可愛い赤子や〜!!」と言う声も大きかったけど、そのシニョーラが「名前はパスクアーレというのよ!」という声も、その通りに居た人達全員に聞こえるような大きな声だったので、皆の視線がPasquale豊に集まるようになってしまった(^.^;。

 オッサンは「そうかー、パスクワーレやな! 今度からはそう呼ぶからな!!」と言い、そして、そのシニョーラが近寄ってきて「あらま、お父さんにも似てる所があるわね〜!!」とPasquale豊を少しあやしていると、単なる通りすがりだったお婆ちゃん達も寄ってきて、Pasquale豊を眺めるようになってしまった(^.^;。そして、その中の一人のお婆ちゃんが「でも、このPasqualeは、なんだか中国人みたいなんだけど……」と言うと、そのシニョーラが「あら、いやだ!! 当たり前ですよ。マンマが日本人なんだから、この赤ちゃんが東洋的なのは当然のことですよ!!」と説明をしてくれ、そのお婆ちゃんは、それから私の顔をしげしげと見て「ははは、そうやねー」みたいな感じになった(笑)。

 で、そのシニョーラは「私はね、アナタのご主人のご家族の古くからの知り合いなの。だからお子さんの事も知っていたの。会ったのは今日始めてだけど、名前はもちろん知っていましたからね。後ろ姿だけでも分かったわ! では、お元気でね。皆さんによろしくね!!」と、また元気に、ヒールの音をカツカツさせながら去っていった。そして、寄ってきたお婆ちゃん達も「Pasqualeに幸あれ!」と言いながら、笑顔を残して、それぞれが行く通りに消えていった。

 ふとした事だけれど、なんだか嬉しいことだった。13/03/02