私のお気に入りスポットを紹介しています★かなり古い内容も含まれており、現状と違う点もあるかと思いますが、ご了承くださいm(_ _)m

NAPOLI
トラットリア
Mattonella
Da Antonio
ピッツェリア
Da Michele&Trianon
Brandi
ウンベルトさんのピザ屋
リストランテ
La fattoria del Campiglione
1 2 3 4 5 6
Tortuga(Baia)
Fenesta Verde
名所
a Fenestella(Marechiaro
Pozzuoli 1 2
大食いPozzuoli
オシャレ
biblo'(ブティック)
みんなの報告
掲載されてあるお店に行かれた皆さんからのご報告♪
Tortuga:YUさん
UvaNera:みちこさん
Mattonella&Covo dei Saraceni:泉さん
ウンベルトさんのピザ:REiKAさん
DINTORNI
リゾート
リゾート地ランキング
Capri カプリ
Positanoポジターノ
1 2 3 4
スペシャル!!
DON ALFONSO
その1:ついに入店
その2:平凡の非凡
その3:デザート嵐!
その4:また来る日まで!
ナポリ近郊サグラ
Benevento
Avellino
Beneventoその2
名所
遺跡じゃないPompei
アグリトゥリズモ
近場で大満足
H O M E


 その1 ついに入店!

カプリ島のゴージャスホテル『Quisisana』のレストラン部マネージャー:アルド氏が旧友シェフのレストランに連れて行ってくれる事になった。(詳しい成り行きは是非、日記をご覧下さいm(_ _)m ここ←をクリックすれば飛ぶよ(^O^))

アルドはロンドンで大学を卒業後、豪華レストラン管理者への道を進むべく、欧州の様々な国で働いて来た人物である。故に、いい加減さは全くない!(でもナポリ人的陽気さはあるけどね:笑)前回の約束にもキチンとやって来たし、今回の約束もたった10分の遅れの予告を電話して来た!素晴らしい!!(笑)そんな彼と、彼の奥様:アントネッラ、私と旦那でいざ、Don Alfonsoへゴー! 日曜の昼1時の予約を入れたが、Don Alfonsoは遠い(笑)。11時15分にナポリ市外を出たのでありました。

夏になれば海に行く為にちょくちょく通 る道を進んでいき、ソレントにさしかかる手前のポジターノ方面で曲がる。Don Alfonsoがある場所は、ナポリ湾とサレルノ湾が分かれる突端の小さな町にあるので、小高い丘に上がっていく。車中、皆でギャーギャーとお喋りをするが、ちょっぴり渋滞もあったりして、「ああ、やはりDon Alfonsoは遠いのぉ」と思ってしまいました(^.^;。

そして到着。キッチリしたアルドの事、渋滞はあっても時間より先に着く。店の前の道路が工事中だったので、他の駐車場に入れる。「アキ、もう見えるよ!」私「え?どこどこどこ?」「ほら、あの旗立ってる所!」…「おおお、コレがDon Alfonsoか!」と、私はもう入る前からニヤけ。「いや〜ん、もう自然と顔が緩んでニヤニヤしちゃうんだけどぉ〜♪」と言い、皆の爆笑を受けました(笑)。

Don Alfonso。創業は1890年。初代シェフ:Alfonso(アルフォンソ)の孫が今のシェフである。ちなみに彼の名もアルフォンソ。(イタリアでは自分の両親の名を子供に付ける習慣があるので、お爺ちゃんお婆ちゃんと孫は同じ名前が多い)『Don』とは特に南イタリアで好んで使われる敬称。つまりシェフの名が店名なのである。 さて現在のシェフ:アルフォンソ氏も、伝統ある店を引き継ぐ有能なシェフで、ミシュラン始め、各国のグルメ評価には必ず名を連ね、イタリア全国のランキングでも毎年必ずベスト10の中に入っている。こんなシェフはナポリで唯一と言っても決して過言ではない。庶民派ナポリが大好きな私にとっても、ここまでのシェフの料理を食わずしては『ナポリ在住者としての恥』と思ったので、どどどどーしてもDon Alfonsoに来たかったのだ(笑)。

そしてようやく着いたDon Alfonso。品の良い一軒家レストラン風の佇まい。エントランスには旗が! 看板は重厚に『Don Alfonso 1890』と。そして門を過ぎると、外に居たアルフォンソ氏の御曹司とご対面 。アルドは皆を紹介し、御曹司との久々のお喋りを楽しむ…。そして、さぁ!店内へ!!

こぢんまりした店内だが、そこかしこに格式が漂う(笑)。品の良い調度品。テーブルセットもシンプルだが、ゴージャス&お洒落。ワタクシ、すでに幸せ(笑)。通 されたテーブルは窓際角で、ついたてで半分仕切られ「ごゆっくりどうぞ」的な席であった。 で、先ずはシャンパンがサーヴされ、皆で乾杯。そしてメニューが手渡され、また御曹司がやって来て、アルドに「さぁどうする?」と。アルドは「オススメで。いいよね?アキ。好き嫌いないだろう?」と私に振ったので「もちろん!それが一番〜♪」と。御曹司は「じゃ、お魚を主体に色々ね。」と。

そして次はソムリエが。アルドは仕事の関係上&自分の趣味もあって、ワインには目がない。久々にやって来たDon Alfonsoが、最近はどんなリストなのか、『仕事顔』しながら見ていた(写真参照)。奥さんのアントネッラは「アキ。この人はリストを『見る』んじゃなくて『読む』のよ! どこのレストランに行ってもずーーーっとチェックしてるから、私はその間、退屈で退屈で。今日は私、もうお腹空いてるんだから、パンから食べちゃうわよ!」と笑いながらバクバク…。でもアルドはそれでも『仕事顔』でリストを読み続けていた(写 真参照:笑)。

でもアルドがチェックしていたのは、あくまで自分の仕事&趣味の為。ソムリエが戻って来て「さぁいかがなさいましょう?」と聞いて来た時には「オススメにしてもらって食べる物を知らないから、選べないよ。ワインも料理に合わせてくれ。」と。そりゃそーだって感じ。でも特別 な正餐ではないので、年代物とかではなく、ナポリ近郊の白ワインの中から選択…となったようだ。

そして前菜がサーヴ。先ずは自家製あひるの生ハムに、ほうれんそう、松の実。ローズマリーとソースを添えて。日本の懐石のようにお上品な盛り。覚悟はして来たとは言え、大食漢の私は(この調子では味には満腹でも、実質的には満腹にはならんだろう。ああ、今夜粗食でもいいから一杯食べよう…)と思ってしまった(^.^;。でもでも口に入れたらまさに芸術!!美味しい!! ペロリと殆ど一口で食べると、あら、また、次の前菜が!!

今度は子牛のすい臓と牡蠣、小玉 葱のあくまで軽いフリット。自家栽培のレタスを添えて。美味い!! すい臓、サイコー!! 今度はDon Alfonsoの奥様:リーヴィアさんがアルドに挨拶にやってきて、私にも紹介していただく。皆で二言三言お喋りをしてる内にリーヴィアさんが「あ、また次の前菜が来るわよ。」と、自らサーヴしてくださったのは、青魚とお野菜の一品。

ナポリではひこ鰯は好んで食されるのに、鯖や真鰯は『下魚』と呼ばれ、魚屋でも投げ売りされていたりする。でも鯖は『青魚』と別 名を持ち、イメージアップされようとしているのだが、リーヴィアさんは「コレは青魚、つまり、鯖よ。」とハッキリおっしゃい、それから私に、皆が食べようとしない鯖がどのように漁師達の知恵に寄って美味しく食されて来たかを説明してくれ、「で、ウチはね、そんな大切な知恵をたくさん学んで、そこから、アルフォンソの独自の想像力も働かせて、お野菜と一緒に頂いてもらうようにしたのよ。とっても素晴らしいから、是非お野菜と混ぜてお召し上がりになってね。」と笑顔でお話してくれました(T_T)。

私は日本で『光り物』と言われる魚が大好きである。鯖、鰺、鰯(鰯は『ひこ』より『真』が好き)。だからナポリの市場で投げ売りされている鯖&真鰯を買い占めしたりする(笑)。だから、取りあえず野菜と混ぜずに一口食べてみた…(うん、鯖だにゃ〜)と、感想。で、リーヴィアさんのおっしゃる通 り、知恵から発展していったアルフォンソ独自の、添えられた味付きのお野菜(人参、玉 葱など)と共に一口…(うおおおおおおおおお!!!!!!!!)美味いっっっ。この上なく美味い!!!…アキ、前菜ですでに感動の嵐だったのである…(笑)。(つづく:28/02/00)