NAPOLETANO(仮名)

大いなるナポリ語!
決してイタリア語ではない
ナポリ語
を単語を解説
しながら紹介します(^O^)

動画のある頁にはがついています

guaglione

scugnizzo
mariuolo
scurnacchiato
scustumato
'A capa nunn' e' bbona
ナポリ語小話
ナポリ歌は字幕付き


  Napoletano
con
Aki D'Amore
 scugnizzo/-a

さて今回は、私が大好きなナポリ語を選んでみました(^O^)。それは… scugnizzo です!!

 発音は『シュクニッツォ』となりますか。そして意味は、イタリア語←→ナポリ語の辞書を見てみると "ragazziono del popolo, monello" となっています。日本語に直してみると『大衆の子供、小悪党、腕白』となりますか。でもでも直訳だけではニュアンスが全く伝わりません!

 ナポリの子供達というのは、もう本当に腕白で狡賢い面もあって一筋縄ではいかないようなタイプ(笑)。そういうナポリの子供達の中でも一際『強者』の子供達を scugnizzo と呼ぶのです。

 POPOLO欄に書いていますが、港で自分は孤児だとウソをついて施しを受けようとし、全く悪びれない態度を取っていた少年などは、正真正銘のscugnizzo です。言い換えるならば『ストリートボーイ』?? う〜ん、表現がうまく伝わるか難しい所ですが、家などには殆ど居ず、善い事も悪い事も様々な事が起こるナポリの道ばたでナポリ流の処世術を学び、多少の悪さもしながら逞しく育っていく子供……そんな感じです。『ストリート悪ガキ』というのが一番いいでしょうか(笑)。

 ちなみにこの言葉の説明をしてくれた時に旦那は「ほら、ニコラなんか典型のシュクニッツォだよ。」と近所の坊主の名前を挙げました。そのニコラというのはとっても貧しい家族の子供で、家は通りに面した一階。子沢山なのに家は小さいので歩道を堂々と家族の居間代わりに使ったりしています(笑)。両親はとてもじゃないけど上品とは言えない感じ(^.^;。ナポリの中でも一番のド庶民一家に入りますか…。

 そんな家庭の中で生まれたニコラ。ボケで間抜けな弟達や小うるさい姉達と通りで喧嘩しながら調子よく生活しています。学校なんて勿論行かない。小学生の年齢から近所のバールの小僧として真面目なアルバイトもしていましたが、13-4歳になった頃は、とうとうというかついに、密輸煙草の販売を通りでするようになってしまいました。

 悪への始まりの仕事を持ってしまったニコラ。でも普段は流行の髪型をしてオシャレにも存分に気を遣い、友達のスクーターを借りて町中を走り回っています。そしてウソや調子の良い事しか言わないような性格。でもでもどこか憎めない所のある少年……。それは彼が自分の境遇や状況に全く不満はなく、彼なりの日々を楽しく、逞しく過ごしているからかもしれません。こんな少年や子供を指しているのが scugnizzo です。

 ナポリの下町を歩けばシュクニッツィはゴマンといます(^.^;。それに一般の会話の中でも、調子の良い事を言ったりチャッカリした事をする人に向かって「オマエはシュクニッツォだ!」と言う事もありますよ(^O^)。ちなみに旦那は私を『シュクニッツァ』と呼びます(^.^;。09/02/01