|
このコーナーの始めに『偽札騒動』というのがあります。これはLA
MATTINA開設当時(1999年)に書いたものですが、あれから3年、その間にお金もリラからEUROに変わりました。2002年からEUROが流通するようになりましたが、ナポリ市外の一般市民な主婦である私が、偽札を掴むまで、たった10ヶ月しかかかりませんでした。今回は、そんな『EURO偽札初体験』の巻き〜!
近所の手芸屋さんに行って、その日は型紙を購入。その店の息子にお会計を頼みました。私が差し出したのは5EURO紙幣。して、その息子はレジ裏で何やらやっていて、お父さんを呼びに行きました。「バッボ! このお札、どうよ? 見てくれない?」と。そして店主のお父さん登場。お父さんはレジ裏でじっと目を凝らし、私に向かって「奥さん、こりゃ偽札だわ!」と言いました。
うわ〜〜〜!! EUROでは初めての体験!!(☆o☆) 私が差し出したお札を見せてもらいましたが、しげしげと見ても、立派な普通のお札に見えます。様々な細工もちゃんとあるし……。そんな私の態度を見て、店主のお父さんが「奥さん、こっちに入りなさい。説明してあげよう!」と、私をカウンター内に呼び、お札感知器を使いながら、丁寧に説明を始めてくれました。店主はいつも親切なオジサンなのです(^O^)。
いろんな細工はちゃんとしてある、高度な偽札で(←偽札もレベルが色々:笑)、見た目では分からないけれど、偽札感知器(うす紫色の電気で見るヤツ)を使うと一目瞭然、ある部分の印刷が、本物なら光るのに、偽札は光りません。何枚もの5EURO紙幣で試してみましたが、私が持っていたのだけ光らない。他にヘロヘロになった汚いお札もあって、そっちの方が何となく偽のように見えたけど、ヘロヘロでも生まれは確か、ちゃんと光っておりました(^.^;。
店主に聞くとEUROになった時から、すでに偽札が出回っており、欧州各国で使える貨幣だからリラの時よりあの手この手を尽くして偽札が登場するそう。だから小さな手芸屋さんでも、ちゃんと偽札感知器を持って、学校終わったら手伝うだけの子供達にも、受け取ったお札をちゃんと確認するように教育しているとか。
この町の銀行間でも問題があったとか。A銀行からB銀行へお金の移動があって、その中で500EUROが偽札だったとか。B銀行は「500EUROも偽だった!」と抗議するもA銀行は「ウチはウチのチェック方法できちんと確認したんだ!」と。もめにもめて、でも結局はその500EUROは偽札だったので、A銀行は責任を取ったとのこと。銀行からしてみれば500EUROは少額だけど、でも多額少額に関係なしの事態ですよね!
銀行でもこんなことが起きるんだから、一般市民には、どれが本物でどれが偽札なのか、絶対にすぐには分からないと思います。私も極力、高額紙幣は受け取らないようにしよ〜〜!! 04/11/02
|