開いた口がどうしたって
塞がらない…そんな事件
の数々をお伝えします!
珍事件簿トピックス
日々巻き起こる珍事件を 短文で紹介します!
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事件じゃないけど事象
エレベーターにはお金
イタリアの運転免許
これぞ珍事件簿!
闇煙草売人にもいろいろあり
イタリア郵便事情
偽札騒動
公共料金は一体…
ナポリの歯科医達
間違い殺人
幼女ビデオ事件
プロバイダ事情
EURO偽札初体験!
溢れる燃えるゴミ問題
アキがスリにあった??
W杯の裏側で起こった珍事件
ナポリ流盗難防止策
備えあれば憂いなし!
イタリア&ナポリを深く掘り下げていく連載コラム  
困った時にはミラノへ電話
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ナポリ市長の改革
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H O M E

 
 『困った時にはミラノに電話』2

私がミラノからナポリにやってきたばかりの事ですが、郵便為替で先払いしておいた通販の品物が届けられた時に、配達のお兄さんは「支払いしてください。」と言いました。私はちゃんと為替を送ったのでそれを拒否すると、「じゃ、電話して確認してみてください。入金が確認されてなかったのかもしれないし。また確認出来てから来ます!」との事で、品物を受け取らずに即刻その通販会社のナポリ支社に電話…。

しかし…話し中。少し後にかけても話し中…。以後、何十回かけても永遠に話し中…。仕方ないので、ナポリから一番近いローマ支社に電話しました。

2コール程度で「プロント?ボンジョルノ!」との応対が。「あ!すぐ出た」と思い嬉しくなりましたが、事態を説明すると、あまりにそっけなく「ナポリでの件はこちらでは受けません」と言われてしまいました。

が、「しかしナポリ支社はずっと話し中なんですよ!」と抗議すると「お待ちください…」と5分以上待たされ、全く合理的でない処理の方法を伝えられました。「そんな面倒な事しなくちゃならないのですか?」と言っても「申し訳ありませんがそうして下さい。」とむげに言われました。

もう、いいよ!こんな事なら一切この通販会社には注文しないから!!と、プリプリ怒っていると、そこで私の主人(当時はまだ婚約者でしたが)が、「アキ、そういう時にはミラノに電話しなさい!」と言って来たのです。

確かにその会社の本社はミラノでしたが、当時はフリーダイヤル制度もなかったですので、わざわざ午前中から高い電話市外料金を払ってまで、トラブルについての長電話もしたくなかったですし、第一コンピュータ制御で注文はなされているのだから、どこの支社に電話しても同じ事だろうと、私は出来るだけ近くのローマに電話したのです。

しかし主人は「ミラノに電話してみろ!」と言い続ける…。(ミラノに電話したって、変わらないよー!)と思いながら、ダイヤル。もちろん1コールで対応。しかも私が「配達が来たのですが、それを前払いで為替で払っていましたのに、請求され……」と言い終わる前に「お客様番号をお願い致します」と言われ、「申し訳ございません。今回のご注文は云々…で、これこれこうしていただけますでしょうか?」と一気に言われました。

あまりの対応の早さに私は唖然としながらも、「さ、さすが!本社ミラノ!!」と思った物でした。ローマでお客様番号も聞かれないままに、無碍に扱われて長電話するより、たった1分未満で済んでしまったミラノへの電話が確かだった!!と、実感したものです。

でもこの話は、単にミラノが本社だったから、こういう解決になったかと言えば、どうやらそうでもないらしい…。次回には、ローマが本社で、支社であるナポリとミラノの対応の事例をお話致します。 (1999年)