イタリアや他の欧州に住んでいる日本人女性友人の中には、なかなか里帰りしない人が多かった。みな「そういえばもう5年も帰ってないのね…」「何年帰ってないかもう忘れたわ…」と遠い目をしていたり。私は『どうしてだろう?』『今時チケットだって安いのに』『よっぽどご主人の稼ぎが悪いのかしら?』とか失礼な想像もしていたのだが(ゴメン(^.^;)、私は当時彼女たちの立場になって物事を考えていなかったので、さっぱり分からなかったが、子供を持った今なら、なぜ彼女たちが里帰りしなかったのか、遠い目になってしまったのか、よ〜く分かる。そう言っていたのは、全員子供を2人以上持ってる友人だった。
Pasquale豊が産まれて『うひゃほ〜!! しばらくしたら日本に行ける〜!』と喜んでいた私。それに子供飛行機チケット事情をご存じですか? 2歳未満の子供は10%程度払うのみなんですよ〜(^O^)(席は確保できないが)。だから『2歳までにバンバン東京に行きたいな!!』と意気込んでいたのだが、期待の里帰りが近くなってきて、ネットで色々調べていく内に、子連れ里帰りがどんなにたいへんな事か、まだ未体験なのに知ってしまったような感じ。
『世界子育て』『日本へ里帰り』『子連れ海外旅行』……こういうコンテンツのサイトって検索したら色々出てくるんですよ!! あまりに多くて検索しておいてビックリしたけど(^.^;。で、そういうサイト内の『里帰り』『機上』のことに絞って読んでいくことにした。
先ず、機上のことをお話すると『子供を連れて飛行機に乗る……簡単そうに見えてたいへんな事なのです!』とか『子供が少しでも寝てくれればアナタは幸せ者。騒ぎ続ける子供をあやすのみの10数時間になることも……』とか『機内食を堪能できると思うな』とか『子連れ機上の教訓!!”いつかは必ず着く”と信じて10数時間を乗り切りましょう!』と、さわりだけ読んで、一気に疲れが出てしまった私(笑)。
して、なんとアメリカでは風邪薬や乗り物酔い止めを、機上で眠ってくれるように子供に飲ませるのも常識みたいとか!!(☆o☆) しかし『私も処方してもらいましたが、全然効き目ナシでした(涙)』とかの報告を読むと、またまた疲れがドっと出てしまった私(^.^;。
『今度始めて私と子供達だけで日本に帰ります。今までは主人もいたから安心でしたが、今回はやんちゃ盛りの長男とミルク飲みの次男を、どうやって機上で1人だけで面倒をみれるのか?と心配で心配でたまりません』という書き込みをみてもまた疲れが……。まだ1人しか子供いない私だけど、想像しただけでたいへんそうだもん(^.^;。『2人目欲しいな〜♪』と思っていた私だけど、この書き込みを見て考え直す事にしたよ(^.^;。
でもま、子供によりけりなんですね。機上でず〜っと寝てくれる子供もいれば、妙にハイになってしまう子も。窮屈なスペースで退屈して大泣きする子はゴマンといるようだが。Pasquale豊がどんなタイプか、第一回目を恐る恐る体験しますよ(^.^;。
そうそう、それに料金は10%程度のみと書いたけど、これでは席が確保できません。子連れは優先されるので、席が空いていれば、ちゃんと子供用を与えてもらえるんだけど、満席の時はお母さんがず〜〜〜っと抱っこしていないといけないんですよ!! サイトには満席でパニック!のお母さんの報告もたくさんありました〜。考えてもください、月齢年齢にもよるけど、子供といってもかなり重いですよ。それを10数時間抱っこしていないといけないんだから。里帰りもなかなか思うように出来ない、あああ、国際結婚、こういう所がたいへんですな〜〜(T_T)。
機上の事は考えただけで疲れが吹き出すのでここまでとして(笑)、他に私が心配しているのは、日本での子連れ滞在の事。
以前に比べ、日本も(と、いうか私の里:東京の話)子連れに対しては寛容な場所が増えたという。子連OKな宿、レストランなどなど。一昔は子連れと言えば、ファミレスしかなかったけど、それからチェーン店居酒屋もファミリー化していったような。もう5-6年前だけど、学芸大学の天狗に早い時間に入ったら、ヤンママとベビー達の小グループがそこかしこに居たのが思い出される〜(^.^;。現在ではそんなお店だけではなく、一般のお店も『子供可』な所が多いらしい。そしてデパートやショッピングビルになると、逆にファミリー向けに考える所が多いと……。
しかし、私が不安に思うのは、そういう店舗側のことではない。公共の、一般道や、電車、バス、などでの他の人の対応だ!! 子連れ里帰りサイトの中の、1つの書き込みにこういうのがあった。『お昼時の電車が空いてる時間に子供と2人で乗ったのですが、高校生くらいの男の子とちょっとぶつかったら”子連れで電車なんか乗るなよ!!”みたいな視線をおもむろに向けられました。こういう事が数回あったので、ステーツでの生活と比べて精神的に疲れました』と。ホント、このママさんのカキコが、体験してない私でも「わかる、わかる、わかる〜〜〜!!!」って感じだ。
欧米では子供は宝と思われているから子連れでも平気というか、逆に回りの皆が気を遣ってくれる。それは店舗のみならず、電車やバス、道ばたで出くわす人もそうだ。ベビーカーで移動して、てこづっていたらすぐに助けてくれる人が現れ、通りを横断しようとすれば車は自然に停車してくれる。電車やバスなどでも子連れは最大に優先され、お婆ちゃんでも席を立とうとしてくれる。
こういう所からいきなり日本(特に東京)みたいな、まだまだ子連れには全員が優しくない場所に行くと、めっちゃ疲れるかもしれない……と容易に想像できる。あ〜〜〜、どうなるだろー。不安〜〜〜。
もしPasquale豊が100%外人顔だったら、私も東京でイタリア人になりきって、Pasquale豊にイタリア語だけを話して町を移動したら、高校生の男の子でも「あ、ゲージンかよ。あっちいこ!」と冷たい視線は投げかけずに自ら逃げ出してくれたかもしれないし、「わたくし、うるさい子供が嫌いなの。そんな子供を公共の場所に連れ歩く親の心境、解せないわ!!」というタカビータイプも『あの母子はイタリア人かしら。ならばうるさいのは当然かもね。』と思わせていたかもしれないのに(笑)、Pasquale豊は100%日本人顔だしねー、この作戦はうまくいかないよ〜(T_T)。
と、事前にうだうだ考えても仕方ない!! 先ずは経験!! 4月26日に始まる初の子連れ里帰り、一体どうなるか、お楽しみに(^O^)