今のところ二重国籍なPasquale豊。イタリア法律ではそのままでいられるのだが、厳しい日本の法律では22歳になるまでにどちらかを選ばないとなりません。それはまだ遠い先の話だけど、真っ先に問題になったのはパスポートの件。日本大使館に聞いてみると、Pasquale豊が日本に入国する時は日本のパスポートでないといけないとの事。そして以前は親のパスポートに付記出来たけど、今は本人の物が必要ってことで、パスポート取得大作戦を開始しました!(大作戦は大袈裟か:笑)
真っ先にしたことは、日本の母に『Pasquale豊の戸籍謄本を取って送って欲しい』と電話したことだった。イタリア大使館で出生届を出して、それが日本に行って、ちゃんとPasquale豊の戸籍は日本にある。でも謄本が必要な時は、わざわざ日本から取り寄せないといけないのだ。『まだ一度も日本の地を踏んでいないPasquale豊の書類を日本から取り寄せるのは変なの〜!!』と思ったけど、彼の戸籍はちゃんと存在して、母が送ってくれた。
日本の書類を書く&読む時に、いつも馴染めないのは日本式の書き方。『イタリア国ナポリ県ナポリ市で出生……』って、なんだか笑えるでしょ??(^.^;
それと注意されたのは、写真の事。イタリアでは証明写真を、斜め横に座り、でも視線はカメラ目線でニコっとしている……とかカッコつけるのが多いのだが(笑)、それでは日本では受け入れてくれないとの事。必ず真っ正面から撮ることを念を押された。
で、Pasquale豊はまだお座り出来ないし、撮影時は四苦八苦したよ(^.^;。私が下から支えて、なんとか座ってる風にはなるが、子供だから『ズバリ真っ正面』に向いてくれなくて、何度も何度も撮り直し……。でもでもデジタルのカメラだったので、その場で確認出来たので助かったな〜(^O^)。でも一応、2種類現像してもらうことにした。ダメで撮り直し〜ってなったら困るもんね(^.^;。
それからイタリアの書類も必要だった。Pasqualeには、日本が使用するヘボン式(だっけ?)ローマ字読みには含まれない部分がある。ヘボン式だったらPasukuareになるらしい。それをPasqualeで申請出来るようにイタリアの名前入りの書類も必要だったのだ。
そして申請はローマの日本大使館にて。ローマ近郊なら発行は翌日とかもあるらしいが、遠方からだと午前中に行けば午後早くには発行してもらえる。そして子供と一緒だと、もっと配慮してもらえ、11時までに行けば午前中には発行もしてくれるとの事だった。なんて親切なんでしょ〜〜〜〜(^O^)。
そういう訳で旦那とPasquale豊、私でローマに行くことに。運転嫌いな旦那はアウトストラーダでローマまで行くのを去年覚えたばかりだが(笑)、町中を走る自信はないので(ま〜〜〜たく道を知らないから)「電車で行くぞ!!」と言った。「ローマまで2時間弱。テルミニ駅から大使館まではタクシーで5分。絶対に電車の方が快適で早い!!」と。
確かに旦那の言う事は一理あるけど、子供が一緒だと絶対的に車が便利。電車の中でオムツ替えなんてどこでするのよ〜〜?! しかし、ローマの空港方面の道ならなんとか覚えた旦那だが、市内だと、アウトストラーダを出た所で「ほら、ローマに着いたけど、どこに行けばいいのか? 右か、左か? その次はなんだ??? なんだ、ここは一通か? おおおお、これじゃまた逆戻りだ!!! 道間違えたじゃないか〜〜〜????」と発狂するのが、目に見えているので、『オムツ替えはどうにかなるだろう、いや、どうにかしよう……』と決意し(笑)、電車に行く事に渋々でもOKを出した私であった。
しかし、旦那は『イタリア国鉄は色々やってくれる』ことをスッカリ忘れていたのだろう。電車で行くことを決めて悲惨な午前中が待っていたのだ…つづく