自分で言うのもなんだか、私は決して親ばかではない。日々の写真サイトなども作っているが、それは記念として残しておきたいという理由からだけで「可愛い我が子を見て、見て!!」なんて気持ちではない。
「自分の子供が一番可愛い」と言うが、親バカでない私は、それには完璧に同意はしない。もちろん、可愛いっすよ。マジ。私を見て笑ったり、すがってこられたりしたら「きゃ〜!!最高に可愛い!!」と思うけど、「ハンサムにはならないだろう」と思っているし、他の子供を見てルックス的にはPasquale豊の敗北を認めざるを得ない時もすんなりと受け入れる(^.^;。
かなり客観的に物を見る母親なのかも、私は。もっと子供を溺愛してしまうか?と思っていたけど、つかず離れず、私はPasquale豊をすでに一個人と見ているし、いい関係を保っているつもりだ。あ、でも、Pasquale豊が不細工と言ってるわけではないよ〜。平均レベルは到達してますよー(と、また客観的判断でフォローしておこう(^.^;)
しかし、我が亭主は、予想通り、いや、それ以上に親バカになってしまった。
で、Pasquale豊は、完璧日本人なので、こちらでの評判は最上級だ。もし、これが完璧ナポレターノって感じで生まれて来ていたら、ナポリ人達も造作の良し悪しは判断出来るから、もしカワイクなかったら「元気いっぱいね!」とか、そういう言葉でごまかすのだが(笑)、Pasquale豊は完璧日本人だ。ナポリにはめっちゃ珍しい顔の赤ちゃんだ! だからPasquale豊の、個人的顔の造作云々を見るより、ただ第一印象ですでに「可愛い〜〜!!」となっている。
この『Pasquale豊モテモテ話』は別項でまた書く機会を設けようと思っているが、可愛いとか、ベッロ、ベリッシモとか、そういう言葉のみではなく「こんなに、信じられないほど可愛いのだから、コマーシャルに出なくっちゃ!!」という誉め言葉も数名の人達からいただいた。
そして、そんな賛辞を毎日受けるPasquale豊を見ながら、旦那はまんざらでもなさそうな感じでいたのだが、ある日、私に背中を見せながら「子供をコマーシャルに出すにはどうすればいいのだろう…」と、つぶやいたのだ(笑)。
私は「バカなこと言ってないで、さっさと寝ろ!」と、相手をしなかったのだが、以後も旦那は「俺はPasqualeをTVで見てみたい!」「どうすればいいのか?」と、一人でつぶやいている。その瞳は、真剣そのものである。
「こ、こいつ、マジだ……」と、思った私は「そりゃ先ず、モデルクラブ加入。でも良い所に入らないとダメよ。でもさ、もし、万が一、Pasquale豊にCMかなんかの話が持ち上がるようになったとしたら、イタリア各所に親も飛ばないといけないのよ。売り込み、オーディション、撮影……他にも色々たいへんなんだから。」と、マジメに話を開始したのだが、旦那は「イタリア各所に俺がついていく〜〜〜!! どんと来〜〜い!!」と、ステージパパ宣言も(^.^;。
そして姑に「マンマ!! 俺はPasquale豊をコマーシャルに出したいのだ。一体どうすればいいのだろう?」と、マジメに相談を。して姑も「それはやっぱりモデルクラブに所属でしょう。」といたってマジメに答えていた。姑も賛成しているような??(^.^;
そんな彼らを見て私は「ああ、この親バカ、婆バカがしばし収まるまで、話は素通りに聞いていよ」と思っていたのだが、ある日旦那が「決めた!! クラブなんて面倒なことはまだいいのさ! Pasquale豊のデビューは、俺の旅行代理店のチラシに起用!!」と叫びながら帰宅してきた(笑)。
で、結局、私がカメラマンとデザイナー兼用で(T_T)、チラシを作る羽目に…。チラシとか、レイアウト物って、私の大苦手な分野なんだけど、なんとか作る。チラシは決してクールであってはいけない、庶民が読むものなのだから大衆っぽいデザインを心がけないと……とか思いながら、Pasquale豊を起用して作成。
まだデザインあがったばっかで、今日印刷所に入れたので仕上がりはまだまだだけど、旦那はすでに「ふふふ、これでPasquale豊の画像が、この町中に!! 彼のサクセスの、小さな一歩ってとこか! ローマやミラノのクラブに入る時は、これも経歴の一つとして持っていこう!!」と(笑)。「オマエ、いい加減にしろ〜〜〜〜!!!!」と、叫びたい私であった(^.^;。10/12/01/