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 やはりたいへんだった…(T_T)
 諦めの境地のまま、入院の日を迎えた私。イヤだな〜という気持ちはいつまでもありましたが、そうやって否定的な気持ちのままではいけません。「イヤだと思ってるけど、もしかしたらすんご〜く感じのいいナポリ女性と同室になって、入院生活がめっちゃ楽しいものになる可能性だってあるのよね〜!!」と考えるようにしましたが、やはりどこか気持ちはどんより(^.^;。

 取りあえず旦那と姑が一緒に病院に行ってくれました。そして受付の時、担当の先生も来てくださり、係員の女性に「シニョーラアキはナポリ人はお喋りでたいへんだからって心配してるのよ! だから口の不自由な女性がいたら同室にしてあげてちょうだい。」とジョークをおっしゃっていました(笑)。

 さて受付を済ませ、いざ病室へ。「もう一つのベッドは、まだ空いてますように……。」との祈りも空しく、すでにベッドはふさがっていました。20歳の女の子とお母さんが病室に。妊娠ではなく、数日続く強い下腹痛の為、検査を受ける為に入院したとの事。女の子は感じ良さそうだし、お母さんもナポリ的では品のある感じ。「こんな感じの人達となら、なんとか無事に入院生活送れるかも!良かった〜♪」と思った私ですが、そんな考えは甘かったのを知ったのは数時間後でした……。

 面会時間は午後3時から6時までなのですが、そんな決まりはどこへやら。女の子へのお見舞いに家族が押し寄せてきました。午後1時、お父さん登場し、その後すぐにお爺ちゃんとお婆ちゃんが。そして叔母さんもやって来て、そんな人達が入れ替わり立ち替わりで、定員2名の病室はず〜〜っと5-6名がいる感じ。しかも女性の病室なのに、お父さんやお爺ちゃんもお構いなくず〜〜〜っと居るのです(T_T)。しかもしかも!! その女の子の彼氏は仕事で 夜しか来れない様子で、彼氏がやってくるのが6時半程度。そして夜の10時まで居るのです!! で、その時間まで粘っていた彼女のお父さんと一緒に夜10時に退散していきましたが……。

 考えても見てください!! 見知らぬ人達が病室にいつも数名いて、男性も。それが入院してからその日の夜の10時まで続いたのです! うるさいし、他人がいつもうろちょろしてるから気が散るし、しかも男性もいてリラックス出来ません(T_T)。私が超迷惑そうな顔をしても、そんな事まったくお構いなし。入院初日で「やっぱり想像してた通りというか、それ以上の惨事になってしまったやないか〜〜!! こりじゃストレス溜まる一方やで〜〜!!」と疲れ切ってしまった私でした。


 しかし、翌日になって、検査の結果が出て手術が必要とわかった時点で、また状況が悪化。心配する家族達は、もっともっと長い時間病室に居るようになり、叔母さんや叔父さんのお見舞いも増え、彼氏のお母さんや妹や、ご近所の仲良しさんなど、親族ではない見舞客も増えてきました。

  しかも、その女の子の叔母さん(←たくさんいるんですけど(^.^;)の2名は、その病院で働く看護婦さんなので、勤務時間にしょっちゅう確認に来るのですが、彼女たちの来室はいつも朝の6時半から……。隣で寝ている私も彼女たちの大声で起こされ、うんざり〜して過ごしていると、朝8時にはお父さんがやってきて(お母さんは付き添いだからいつでも居る)、9時にはお爺ちゃんとお婆ちゃんが来る。そして面会時間関係なくやって来る見舞客達がぞろぞろ。そして夜は彼氏がやってきて……と、朝6時半から夜の10時半まで、病室はいつも人だかり!! 3-4名は必ず居て、多い時は10数名まで!  私は病院に居る…というよりは、他人の家に潜入してるような感じで 精神的に休むことは全く皆無(T_T)。

 しかも昼は灼熱、夜は熱帯夜の続く真夏なのに、病人お嬢様の「冷房はイヤ」の鶴の一声で、 我が病室はエアコンを入れる事も出来ず、一日中汗だくで過ごした私……。「だからナポリ人との同室なんてイヤだったのにぃ〜!!」と、私はマジに一人夜中、ベッドの中でくしく泣いていたのでした(T_T)。