ずっと前の話ですが、私の日本人友人がミラノ近郊の町に滞在している時、突然病気になり入院する事になりました。重病ではなく1週間程度の入院で完治して良かったのですが、彼女が一番驚いていたのが入院準備の事。
以前からの知り合いの家にお世話になったいた彼女は、その一家の奥さんがドドド!!と一気に揃えてくれた『入院ルック』に目を見張ったといいます。「入院する時は全て新しい物がいいのよ。それにやっぱりエレガンテな物じゃないとね。アナタはまだ若いから可愛らしい物がいいわね…。」と言いながらレース付きのガウン、ネグリジェ3、下着各種、フワフワのスリッパ等、大きなスーツケースにいっぱいになる位揃えてくれたそうです。
「こんなに揃えないといけないなんて、イタリアで入院するのはたいへんな事だと思ったよ、アキ!!」と話してくれましたが、お陰様で病気知らず、入院どころか病院もなかなか行かなかった私は「ふ〜ん、そんな物なのか…。」と人ごとのように感じていました。
が、私も卵巣腫瘍の液体を抜くのに『イタリア入院体験』をする事に。でもま順調なら半日いればいいだけの簡単入院なので「そこまでする必要はないだろうなぁ」とは思いながら、持って行こうとしてるネグリジェに入念にアイロンをかけていたりしました(笑)。
が、手術が明後日に迫った今日、姑から確認が…。「え、アキ、新しいのじゃないネグリジェ持っていくつもりなの? そんなのダメ!! 病院には新品、コレ鉄則よ。でももう時間がないから、私のあげるからコレを持っていきなさい。シンプルだけど品質のいい物だからね。それにガウンは? スリッパは?」と、も〜たいへん(笑)。
衣服や換えの下着のみならず、一応歯ブラシや櫛、基礎化粧品もキチンとビューティーケースに入れて持っていけというお達し。適当な巾着に詰めてはいけない、ビューティーケース指定です(笑)。しかもタオルまで「まぁ今回は新品でなくてもいいけど、キレイで上品な物を用意するようにね。」と…(^.^;。「は、半日で済む手術なのに、こ、こんなにしないとならないのか!!」とたじたじです(笑)。
でもま、入念に準備をして、なんとか無事に済みますように(^O^)。27/02/01