主婦バンザイ
(*゜▽゜)ノ

熱血主婦宣言からこちらでの主婦話を
いろい〜ろ告白?してみちゃいます♪

はじめに

熱血主婦宣言
お掃除
ついにお掃除人を雇う
イタリア主婦の敵:カルカーレ 
洗濯機のカルカーレ対策 
重曹さまさま〜★
酢もエライ!
掃除キライ克服大作戦!
寝室はコレでOK(b^ー°)
買い物

買い物は戦<いくさ>です!

勘が頼りの積み上げ市場
METROに行ってみたが…
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クレープ焼き器
ラブリなツール各種
ドイツ製ホームベーカリー
自動成形パスタマシン★
1 2
ジェラートメーカー1
日常品
ティッシュ関係はReginaでキマリ!
お掃除のバレリーナ
主婦失敗談

断水かと思ったら…

頂き物は主婦の寶

ステキなお歳暮

H O M E

 
 買い物:勘が頼りの『積み上げ市場』

 イタリア主婦にとって欠かせないのは、メルカート=市場です。どんなに小さい町でも必ず1つは市場が開かれ、魚、野菜、果物、チーズ、衣類、雑貨などの屋台が出て、とても活気のある場所。私がイタリアにまだ観光で来ていた時も、市場を覗いて歩くのが一番の楽しみでもあったほどです。

 そんな市場にもいろんなシステムがあります。今回は野菜果物売りに限定してお話しますが、ごく普通の市場の屋台は、小さな八百屋さんと何ら変わりない物です。いろーんな季節のものを揃えて、屋台といっても3-4人の人が忙しくお客の応対をしている大忙しの所も。ここでは観光客も安心して買い物が出来ます。「オレンジ2つだけ」とか「ブドウ300グラムだけ」と言ってもイヤな顔せず売ってくれるでしょう。

 しかし、そんな屋台だけが存在するのではありません。全く違うシステムに『積み上げ市場』というのがあります!! これがとてもクセモノですっっっ!!

 その『積み上げ市場』とはなんぞや。あ、実はこれは勝手に私が命名したものなのです。他のイタリア在住者に「イタリアには積み上げ市場というのがあって、たいへんなんだって?」と言っても「???」という顔されますからね(笑)。さて、その積み上げ市場とは、その名の通り、商品が積み上がっている売り場のこと。商品が多いので屋台形式の所では2-3の屋台スペースを占領します。



 見てくださ〜い!! それぞれの作物だけで、こんなにドバっとあるんですね。真ん中のブドウはホントに積み上がってますし(笑)。右はいんげんですけど、いんげんがこんなにある所って、なかなか見たことある人いないのでは?? 下の写真では料理用トマトも桃もリンゴもこんなに〜。

 さて、積み上げ市場のシステムは、積み上げてある作物をお客が勝手に好きなのを選んで袋につめていきます。痛んでいる物を入れる店員にさせるよりいいですから、こちらの方が確実。それにサービス料ナシって感じなので、他の所よりお安い価格設定になっており、全主婦が利用するか…といえばそうでもないのです。それは、積み上げ市場の欠点が『お会計時』にあるからですっっっ!!

 欲しい物を選んだお客は、秤とレジがある店員の所に並びます。列の途中にズル入りするナポリ人客も多いので、普通の人はここで小さなストレスを感じることに。しかし、それが欠点ではありません。

 では、その欠点とは何か!! それは計量にアリ! 自分が欲しい量だけ袋に入れて店員に計量してもらいますが、1.4キロとか0.7キロとか半端な量になるのは日常茶飯事。そこで問題が出てくるのですっ! 1.3キロのリンゴを持っていくと、こちらとしては1つ減らして1キロでいいと思っても有無を言わせず「半端だからあと数個入れて2キロね!」と勝手に決められることに。「そんなにたくさんはいらないから1キロにしてくれ」と頼むと必ず最高にイヤな顔をされます。イヤな顔をされても戻してくれるのならマシ。たいていは強行されてしまいます。

 数種類買うと、事は益々複雑になっていきます。皆同じ値段ならまだしも、50cent、60cent、80centの物が入り交じっての計量&お勘定になると、適当な店員の応対をシッカリチェックしない限り、必ずといっていいほどごまかされてしまいます。安い積み上げ市場のはずが、自宅に戻ってちゃんと計量しなおしてみると、なんだか高い買い物になってる……と感じることもあります。

 優しい店員ならば(概してお爺ちゃん店員は女性に優しい)ゆっくり勘定の説明をしてくれますが、朝の大忙しの時間だし、ノンキに説明してくれる人はなかなかいませんし、気の荒い若者店員も多いので「説明?俺を信じないってのかよ?」と言われることもありましょう。

 積み上げ市場のお勘定場では、毎朝何度もいざこざを見かけます。計量のごまかしや、追加する商品についての。「後、60centで3EUROになるから、これ入れとくね!」と勝手に追加されるのですが、それが買った商品であっても「そんな追加するほど欲しくないよ!」というお客はいるし、全然買ってない商品を入れられることもあるので「そんなバナナ、欲しくもないのに入れないでよ!」ということになったり。

 「お婆ちゃんよー、『そんなバナナ』ってぇ〜どういう意味だよ??」と突っ込むヤング店員。「見るからに美味しくなさそうなバナナじゃないか!」と負けじのお婆ちゃん。そのバナナ、私も見たけど、ほんと美味しくなさそうだったので買わなかったのだ……。そう言われても勝ち気ヤング店員は負けない。「おら、おら、よく見てくれよ〜。こりゃ旨め〜んだよ!! 正真正銘の『旨いバナナ』なんだよ!!」と、ほぼ脅し的に(笑)。こうなると、もうお婆ちゃんは「ちっ、仕方ないね。まったく、もう!!」と欲しくもないバナナを買うハメになってしまう……。

 こんなことが頻繁に起こる積み上げ市場。ガラの悪い店員に当たったら最後、脅しまで受けてしまうので誰も近寄らないのでは?と思いきや、やはり安さにつれてお客さんは絶えません。でも、こういう市場に行ってもまるで通常にお買い物する人達がいます。そんな人達の動向を見てみると……

ズバリ、欲しいだけのキロ数、
きっちりなんです〜〜〜!!

 計りもしないで袋に詰めているのに、ちゃんとキリの良い数値になっている……。長年の買い物人生が、持ってみただけでだいたいの重さが分かる『手秤』を生んだとしか思えないほど素晴らしい計量!! そういう達人は涼しい顔で、なんのトラブルもなく積み上げ市場でも買い物をしていく……私がそこまで到達するには、後15年は必要かもしれません(笑)。

 写真は「1キロ茸と1.5キロのピーマン買おう」と思ったのに、「安いんだからもっと買ってけ〜」と言われ、その日ボーっとしていたので反撃の余地もなく、そのままにしていたら、結局は2キロ茸と3キロピーマンという、倍の数値になってしまったもの。写真では分かりづらいけど、これだけでカサも相当あったし、ベビーカーにぶら下げたら場所を相当に取って、他の買い物出来なかったのであった、しくしく。「こんなにいらなかったのに〜!」と思いつつも、結局数日で食べちゃったけどね〜(^.^;。17/09/02