私は当時、アメリカ西海岸に訪れた事はなかったし、アメリカ自体も、本当に何年かぶり!!のお久々状態。パリでは旦那が地元の人達とフランス語で喋っていて、私は一言二言しか分からなかった悔しさ?もあり、今度はその国の言葉:英語が私も一応理解出来る所に来て、すでに入国審査で一発かましてしまいました(笑)。ブラックの係員さん達が「何しに来たの〜?観光〜?」と言う問いに私は「なんたってハネムーンっす!!イェ〜〜〜!!!」と(笑)。すると係員さん達も「ホントか?そいつはおめでとう! キミ(旦那に向かって)はこんなにビューティホーな女性を妻にしてラッキーマンだぜ、イェ〜〜〜!!」と見え透いたお世辞を(笑)。ナポリ人でも意外にシャイで、比較的『ええかっこしい』の私の旦那は、そんな私の素振りを見て「アキ! 恥ずかしいからやめてくれ!」と言っていましたが、楽しんだ方が勝ちです(^.^;。気にせずに私はドンドンと、会う人会う人に「ハネムーンだぜ!!イェ〜〜〜!!!」と言っていました(笑)。
さて空港を出る段になって、私と旦那が話したのは、今度はお出迎えが来るか?と言う事でした。「でもま、来なかったら、公共手段でホテルまで行こうね!」と言っていましたが、黒スーツを着た中国人男性が、旦那の名字を掲げて待っていました。「わー!!今度はちゃんと来た!!」と感心しながら、その人に挨拶をすると「今、車を回しますので、しばしここでお待ちください。」と。「来てくださったのだから、いくらでも待ちます〜!」と、ノンキな私と旦那は、久々にやって来たアメリカの空気を感じながら待っていると、私達の横につけられたのは、ドデカク&長い黒塗りのリムジンでした!!
「うっそ〜〜〜〜〜!!!!!」とビックリしていると、『ええかっこしい』でも結局は『ミーハー』な旦那は(笑)、いきなり「アキ!!ビデオ、ビデオ、どこだ? え??運転手さんに預けたバッグの中??バカ!!なんでいつも持ってないんじゃい? くくぅ〜、写真で我慢するか。でも帰りももしかするとリムジンかもしれないから、帰りはシッカリビデオを持っていろよ!」と、一人で勝手に大はしゃぎ(笑)。そんないきなりミーハーに変貌する旦那に白い視線を投げた私も、やっぱりリムジンは凄かった! 「いや〜ん、成金のなれの果てみたいで、えげつない車!」と思っていたけど、自分がひょんな事から乗れるとあって、素直に大騒ぎ!!(笑) 二人して、車内で動き回り、写真ですが撮影大会の始まりになりました。
『ミーハー』だけど『変な所に素直』な旦那は、中国人運転手さんに「帰りも、アナタがいらしてくださるのでしょうか?そして、この車ですか?」と聞く。「いやね、実はパリで迎えが来なかったので、一応確認と思いまして…」と言い訳をしても、結局知りたかったのは『帰りもリムジンなのかどうか?』です(笑)。運転手さんは「そうですよー。お帰りの時もこの車ですし、多分ワタクシが参ります。」と、聞いてほっとする旦那。「アキ、帰りはビデオをしっかり手元に持って預けるんじゃないぞ!」と、また念をおす。私も「そりゃー、私だってこの機会をビデオに収めておきたいから、シッカリ持っておくよん!!!」と。ナポリ田舎者根性発揮ですが(笑)、いいじゃないか、田舎者根性でも…楽しんだ方が勝ちですから(^.^;。
そしてリムジンはサンフランシスコ・ヒルトンに。チェックインを始める私達に、差し出されたお部屋のキーは44××という四桁。そんなに高層ビルのない欧州に居て、しかも田舎ナポリの私と旦那、なんの躊躇もなく「4階ですか?」と聞く。そしてレセプションの人に「いえ、44階です!!」と言われ、「あらら〜、そうっすよねー。」と照れ隠しをしながら、お部屋に向かう。エレベーターに乗る間に、ベルボーイさんには分からないようにイタリア語で「私は!昔は44××と言われれば、44階とすぐに判断出来たのに、ナポリのせいですっかり田舎者になってしまった〜〜〜!!!」と旦那に愚痴をこぼしていた(笑)。いや、ホント、コレは私にとって衝撃でした。マジになんの躊躇もなく4階と思った自分に、相当なイタリア、ナポリ化?を感じたのでした(^.^;。
さて、お部屋に通されてみると、これまたビックリ!! そのヒルトンはそんなに高層ではなく(←でも欧州レベルではやっぱ高い(^.^;)、46階建て位だったか。そして44階は、お部屋の最上階で、しかも、案内されたのは、ジュニアスイート!! 私達が旅行業者割引で予約したのは、通常のお部屋だったのに、旦那が懇意にしている旅行会社のお気持ちで、ジュニアスイート!! しかも無料の送迎はリムジン!! って事で、パリの送迎が来なかった事やタダホテルが普通だったのをスッカリ忘れ、「おおおお、有り難い。やっぱりちゃんと考えてくれていたんだ!! いい会社だ、うんうん…。」と、いう事になりました(^.^;。
そしてサンフランシスコ観光は、ごく普通に。一日はカルメル&モントルーへのOPもしたり、ケーブルカーに乗って、市内の様々な観光名所を回りました。でも、私自身のお楽しみは他に沢山ありました。先ずは食事!! 東洋人はすんげー多いし、和食レストランもいっぱ〜い♪♪ 一日に2食は和食にする(^.^;。そして中華街や日本人街に行くのも楽しかった! 朝、まだ寝てる旦那を放っておいて、ホテル横の和食軽食屋さんに行って、早朝からうどんとおにぎり食べたり(^.^;。深夜に天麩羅と刺身食いに行ったり…(^.^;。
しかも、買い物も楽しみなので、自分でゆっくりいろんなお店を見たい…。ハネムーンと言うのに、街散策中には「はい、自由時間。後3時間後にこの広場で落ち合おう。」とか言い、勝手に一人で歩き回る。それが連日だったので、今から思うと旦那に可哀想だったかも…と思いますが(^.^;、旦那も一人旅多い人だったから、いろんなお店を回ったり、広場でゆっくりしたり、色々楽しんでいたようです。
して私は『楽しむ』なんて物ではなく、それまで散策中に目星をつけていたお店を回って『決戦』です(笑)。限られた自由時間に(旦那が居ると色々ウルサイから(^.^;)、どれだけ効率よくショッピングが出来るか…『がっちり買いまショウ』って気分(笑)。でもブランド物とかでなく、イタリアにはないラブリーな雑貨店周りや、私の大好きなベティー・ブープグッズ購入です。さすがベティーちゃんの本場、アメリカ!!様々な物が売られていました。私は店を必死こいて回って、マグネット着せ替え、腕時計3、看板、Tシャツなどなど…数え切れない程のグッズを購入。中でも一番の収穫だったのは、ベティーちゃんのアニメを集めた豪華ビデオ8本セットでした!! コレクターとしてこんなに嬉しい事はなく、見つけたビデオ店で涙をこぼしそうになりました(笑)。
そしてアメリカ人、しかも明るい西海岸の人々はイタリア人のように買い物途中にもちょっとしたお喋りをします。次回はそんなお話も…。(06/10/00)