私は何故ナポリに惹かれてしまったのか?…今までも色々書いてきましたが、ナポリ生活編に入る前にもう一度、書き改めてみたいと思います。
「イタリアは南じゃい!ナポリじゃい!」といつも叫んでいる私ですが(笑)、実は南イタリアの他の州にはカラーブリアとバジリカータにしか行った事がありません。かのシチリアも未開の地。ミラノの親友は「アキはシチリアに行くな! 行けば必ずハマるから!
お願いだからナポリで留まっていて!」などと冗談めかして言います。シチリアは是非とも行ってみたい所ですが、今まで行くチャンスがなかったですし、強引にでも行く気持ちが何故か私には浮かんで来ない…というのが正解でしょう。(と、言いつつ機会があれば即行くけど:笑)(と、言いつつ去年は機会があったのに行かなかったけど:笑)
「南じゃい!」と言ってはいても、実はトスカーナも大好きですし、北も北のトレンティーノも好きだったりする(^.^;。そして「イタリア大好き!」と叫んではみても、実はイギリス、フランスも愛しているし、ドイツだって見逃せない。オーストリアも好き。東欧の国にも興味がある。南米に憧れ、アジアだって面白みを最近知り、まだまだ行っていたい。もちろん南太平洋の島々にもまた何度も行きたい!
ナポリから南も、他イタリアの町&州をド〜ンと通り越して、エジプトに行き、しっかりハマって帰って来て、我が家には様々なエジプトグッズがあるし、普段しているアクセサリーもエジプトの十字架(笑)。それに「ナポリが無くなってしまったとしたら、私はロンドンに住むだろう。」と断言している。『南命!イタリア大好き!』と宣言しておいて、実は南伊はナポリのあるカンパーニャ州しか良く知らないし、それに他国への浮気も非常に多いという有様なのです。
でも、それはそれ(笑)。私は非常に好奇心の強い人間なので、いろんな国を見て、いろんな文化を知り、いろんな考えを持った人達と話す事に大いなる喜びを感じます。だからこれからもイタリアに限らず、世界中の様々な国を訪れて新しい体験をしてみたい!と、思っているのです。
ただ、私にとって、世界中のどの町ともナポリは違っていました。(←ついに出てきましたよ、ナポリへの賛辞が!:笑)先ず、ハッキリ言いましょう。『私は始め、ナポリに対して、微塵の興味もなかったのだ』と。本当に頭の中にナポリなんて、全くなかったのです。
が、私が日本から様々な国に旅行して、もちろん北&中央イタリアも旅行して、出会って、仲良く話をする人達が、何故か『ナポリ人』。それが数名になった時に、ようやく私の中に『ナポリ』という三文字がインプットされるようになったのです。そして以後も、お決まりのようにナポリ人と気が合ってしまう…。もう完璧に気になる存在に。
でも私はミラノ行きを決行。でもそこでもナポリ人達と超気が合う…。そしてついに訪れたナポリでは、ナポリ湾と月の関係を見て「ここだよ、ここ。」と確信する始末。
あのナポリでの初夜(笑)の事は、どんな町&国を訪れても感じなかった印象ですし、それにこれからどんな国を訪れても感じない気持ちでしょう。それは、新しい体験をして感動するとか、そういう感情ではなかった。大袈裟なようですが、「私のいるべき土地はここしかない。私はきっと、ここでしか息が出来ない。」と、真面目に感じてしまったのです。
ナポリなど微塵も頭になかった私に、先ずは、私の大好きな人間との出会いから。そこで私はナポリ人達に惹かれるようになる。そして私はナポリへ行ってみた。で、自分でも理解できないような気持ちを抱く…。それからナポリを再び訪れ、益々ナポリという町に惹かれていく。その理由は、ナポリの人々、土地…色々あるけれど、『ナポリ』という存在全てが、私に様々な事を気付かせ、教えてくれるからなのです。
ナポリが私にどんな事を気付かせ、教えてくれたのかは、これから逐一書いていきたいと思いますが、早い話、『生きる』という事を教えてくれた…と断言出来ます。そういう意味で、ナポリは私にとって、町ではない。私にとって『かけがえのない、ただ唯一』の存在なのです。そんな私とナポリの関係が、次回からようやく始まります。実はここからが本番! 今までのは序章!!(笑) なが〜〜く書いていきますが、誰か付き合って読んでくださいよぉ〜〜ん(笑)。